kurumama_renai’s diary

虐待を乗り越え、幸せな家庭を築くまでのお話

大人を信じられなくなった小学生時代3

初めての電話

小学3年生の頃になると、我が家は異常であるとしっかりと自覚していました。

 

そして、偉い大人に電話すればきっと逃げ出せると思ってました。

 

学校には公衆電話があったので、その時少し仲が良かった友達にテレフォンカードを借りました。

 

そしてお昼休みの時間、子ども電話相談室?みたいな相談サービス

に電話。

 

私「ママが叩いてきたりするんです」

 

女性「今はどこから電話してんの?」

 

私「学校…」

 

女性「そっか、お母さんが叩いてくるってどんな感じで?」

 

私「何か怒らせる事をした時とか、ママの機嫌が悪い時に布団叩きで叩かれる。」

 

女性「…悪いことしたら叩かれて当然やで?お母さんだって人間やから、機嫌が悪い時もあるでしょ?あのね、もっと大変な事になって、誰にも相談出来ひんようになってから、また電話してね。」

 

私「…はい。」

 

ここで電話は終わりました。

 

私の頭の中には落胆と疑問が…

 

果たしてウチの家は、助ける程でもないのか

私の感覚がおかしくて、悲劇のヒロインぶってるのか

 

正常とは何かがわからず、混乱してしまいました。

 

※今の令和とは違い、まだまだ虐待は命の危険があった場合のみしか取り上げられない時代だったというのも、あると思います。

 

最悪な事

電話の対応も最悪ですが…

 

さらなる最悪な事がありました。

 

電話してる所を先生に見られていたんです。

そして、親に告げ口されてました。

 

どこに電話するのか、テレフォンカードを貸してくれた友達に先生がしつこく聞いたようで…

 

子ども電話相談室に電話した事が親にバレてしまいました。

 

後から知ったことですが、外面の良い母親が先生に「あの子は虚言癖がある。おかしな行動をする事がある。だから、見張っておいてください。」と伝えていたそうです。

 

帰ってからは、またいつもの暴力です💦

 

この頃になると、自由にお風呂に入るのも許されてなかったので、夏場は本当に辛かったです。

 

冬場は水風呂だったことも…。

 

この頃の私

今考えてもかなり病んでました💦

 

道路の真ん中をフラフラしてたり

(クラスメイトに指摘され気付きましたが、自覚は全くなし&記憶もありませんでした)

 

目の焦点が合わなくなったり

 

刃物を見て、これで自分を刺せばどうなるかな

と妄想してみたり。

 

涙も出ませんでした。

 

絶望はするものの、まだ子どもの自分は耐えるしかなかったから、逃げ場もなく

精神が崩壊しかけていたのだと思います。

 

よく生きていた。

過去の自分にそう言いたいです☺️