kurumama_renai’s diary

虐待を乗り越え、幸せな家庭を築くまでのお話

中学生編3

受験モード

中三になると、受験について考えるようになりますよね。

 

学区で1〜3番目くらいまでの進学校に進まないと、殺すと言われてました。

 

勉強は好きだったとはいえ、1番の学校は微妙なライン…。

 

だからといってバイオリンの練習時間を減らすことも許されませんでした。

 

学校へ行き、帰ってすぐ塾へ。

 

帰ってからバイオリン練習、塾の宿題、学校の宿題、受験勉強。

 

ほんと寝る暇もありませんでした。

 

それでも彼氏の存在のおかげで、学校では少し息抜き出来てました😊

 

彼氏とは順調に続いてて、学校でしか話せないけどそれだけで幸せでした❤︎

 

親にバレることは無かったのが、救いです!

 

限界

 

こんな感じでほぼ寝る時間もなく、手抜きも許されず…

 

身体的にも精神的にもかなり限界が近づいてました。

 

親の機嫌が悪いと何も食べれないし…

 

空腹と我慢の限界が重なり爆発しました。

 

「もうバイオリンやめたい!」

と言ってしまいました。

 

親は自分の夢を押し付けた事を忘れており、

「お前がバイオリンやりたい言うたんやろ?中途半端なことすんな!どんだけ金かけたったと思ってんねん。」と。

 

「私はやりたいなんか言うてない。無理やりやらせてたやん。

やりたくない!なんか言うたら、またキレて殴ってくるやん。だから言われへんかっただけ。」

気持ちも爆発してたので、反論してしまいました。

 

親は「…じゃあやめれば?」と。

 

そして

「今までバイオリンやってるから、洗濯も掃除もお前のメシも出しててん。

バイオリンやめたいなら辞めれば?

そのかわりお前、もう人間扱いしてもらえると思うな?

死んだも同然やから。」

と捨て台詞を吐いて、別室に行きました。

 

人間扱いなんかされなくてもいいから、辞めよう!と思ったので、親に謝る事もしませんでした。

 

監禁

次の日からの生活は想像以上に辛かったです。

 

まず学校に行くの禁止

習い事に行くのも塾に行くのも禁止

話すの禁止

ご飯食べるの禁止

風呂禁止

寝室とキッチンに入るの禁止

 

ただ何もせず部屋の隅に居続けなければ、なりませんでした。

 

親がむしゃくしゃすると、サンドバッグのように殴る蹴る。

 

水だけはこっそり飲んでました。

堂々と飲めないので、トイレ流した時に後ろに流れる水などを。

 

3日耐えました。

 

でもこれ以上は無理だった。

 

人間でありたいと思いました。

 

そのため、土下座をして

「すみませんでした。バイオリンやらせて下さい。」

と10時間ほど、頭を下げ続けました。

 

バイオリンはやりたくない。

でもやらないと生きられない。

 

結局親の思惑通り、バイオリンを続けるしかありませんでした。

 

受験

こんな生活でしたが、受験は無事合格!

 

ほんとホッとしました。

 

受験合格の日だけは少し優しくしてくれたのを覚えてます。

 

ちょっとうれしかった😌

 

次回から高校生編です!

 

段々とエスカレートしていく虐待。

 

ストレスが溜まったのか、体に不調が出るようになっていきます。

 

ではまた次回😊