kurumama_renai’s diary

虐待を乗り越え、幸せな家庭を築くまでのお話

大人を信じられなくなった小学生時代2

小学校2年生

 

私には姉妹がいます。

でも、虐待の標的は基本私1人でした。

 

どうせ殴られるなら…と身代わりになることも多々あったように思います。

 

とにかく完璧主義者の母親。

家具や壁にキズがつくだけで、発狂するような人でした。

 

ある日壁にキズが…。

 

母親は

「誰がやった?」と姉妹全員を正座させました。

 

私は身に覚えがなく…

 

でも姉妹も「やってない」と言うのでした。

 

「誰もやってないって言うなら、全員どついて吐かせるで。」と母親。

 

周りを見て、あー…私が身代わりになればいいのか。と何故か思ってしまいました。

 

「ごめんなさい。私がやりました。」

 

そこからは地獄でした。

 

胸ぐらを捕まれ布団叩きで叩かれ、床に叩きつけられ…

 

とうとう家を追い出されました。

 

小学2年の子どもに何が出来ますか?

 

普通は守ってくれる存在であるはずの親が、虐めてくる。

 

私はどうしようもなく、玄関のドアを叩き続けました。

 

3時間寒い中、裸足で外にいました。

 

やっと家に入れて貰えた頃には、もう抵抗する気力も残っていませんでした。

 

「おい。お前、なんか言うことは?」と言われ

 

「ごめんなさい。二度と同じことしません。許してください。」と謝るしか出来ませんでした。

 

心の中は

「私じゃないのに…。悪いことしてないのに。でも姉妹が殴られるよりマシかな。守れた。よかった…」と思ってました。

 

この頃、きっと異常な環境に洗脳されていたように思います。

 

小学2年生の頃の友人関係

前回の事があってから、私は友達と深く関わることは避けていました。

 

どうせ一緒にあそべないし

どうせ友達が出来ても親になんか言われるし

どうせ…

 

と諦めてしまっていたんです。

 

そのせいで、人と絡むことは減っていきました。

 

休み時間は1人泥団子を作ったり、教科書を眺めたり…。

 

先生は誰も気づいてくれませんでした。

 

殴られて顔にアザがあっても、顔がパンパンに腫れ上がっていても。

 

何にも期待しなくなったのは、この頃からかもしれません。

 

まだ小学2年生なのに、生きる意味を考える事もありました。

 

親に叩かれる為に生きてるのか。と。

 

家族の前では極力楽しいおバカさんを演じ、母親がクスッと笑ってくれるように

 

すごく頑張ってました。

 

顔色を伺い、機嫌が悪くならないように…

 

今の私が思うこと

子どもにとって親は、全てなんですよね。

 

1番に頼れる大人が親なんですから。

 

今、私の子どもが全力でワガママを言ったり、やんちゃしたり…

 

そんな姿を見てると、嬉しいのと同時に

私にそんな幼少期があれば、どんな人間になっていたのかな

 

とも思います。

 

せめて私の子ども達は幸せにのびのびと育って欲しい☺️

そう思います🥰