kurumama_renai’s diary

虐待を乗り越え、幸せな家庭を築くまでのお話

高校2年生

担任

残念な事に、高二になっても担任は変わりませんでした。

 

担任からは

「今年も1年、よろしくね。」とわざわざ呼び出されて言われました。

 

母親は担任が変わらなかった事に大喜びしてました。

 

監視してくれるから、うれしかったんでしょうね。

 

家出少女

高二の頃は初めて家出しました。

 

お金も持たない子どもが家出した所で、捕まるのは分かってたけど…

 

どうしても耐えられず。

 

真夜中、親が寝たのを確認してコソッと家を出ます。

 

行先は彼氏の所。

 

このDV彼氏の元に行ってもしんどいのは確かだけど、ココしか逃げ場がありませんでした。

 

交通費だけ親の財布からとりました。(これは私が最低💦)

 

始発までとにかく走り続けます。

 

始発に乗り込み、彼氏と連絡を取り最寄りの駅まで迎えに来てもらいました。

 

朝になると親から鬼電が来てました。

 

電話には出ず、メールで

「もう耐えられません。バイオリンもやめます。

私を自由にしてください。

普通に恋愛したり、友達と遊んだり、高校生らしく遊びたいだけなんです。

それを許してくれるまで帰りません。」

と送りました。

 

親からは

「一旦電話でろ。」

と返事が。

 

悩みましたが無視しました。

 

するとまたメールが。

 

「どうせ彼氏のところやろ。そんなに男が好きか。

普通に遊びたい?ふざけた事言うな」

と。

 

もうめんどくさい。

なんでもええわ。

 

と携帯の電源を切りました。

 

そこからはしばらく彼氏と一緒に過ごしました。

初めて長く一緒に居られて、彼氏は嬉しそうでした。

 

学校も休み、四六時中一緒に居ました。

 

でも楽しかったのも2日ほどだけ。

 

3日目になるとさすがに疲れてくるし、イライラし出します。

 

また私にイライラをぶつけてくるようになりました。

 

そして殴ってくるのでした。

 

反撃

彼氏はイライラすると私を殴りました。

 

それに対して凄くイライラする私。

 

次殴ってきたら、殴り返そうと思ってました。

 

そしてついに彼氏がイライラして頭を叩いてきました。

 

その瞬間、カレのお腹にパンチ👊

 

やり返して来ようとする彼氏。

 

ヒールの靴で思いっきり彼氏の足を蹴りました。

 

「いつまでも大人しく殴られてると思うなよ!イライラをぶつけてくんな!

もう別れるから。」

 

と言うと、泣き出す彼氏。

 

反撃にビックリして、別れ話に悲しくなったようです。

 

「ごめん。強い男のフリしてたら支配できると思って…」

 

と言い訳をしてました。

 

「もう二度と殴らんから、別れやんといて…」

と言われましたが、

 

「ごめん、ムリ。とにかく今は1人にして。」と言ってカレには帰ってもらいました。

 

一応…

一応言っておくと、カレがDV彼氏になったのは私のせいでもあります。

 

カレに依存し、支配出来そうだと思わせてしまったから。

 

今、思い返せば、私がDV男にしてしまったんですね。

 

とはいえ、DV男はクソですけどね。

 

でもこの人と付き合い、向き合い…

 

私は強くなれたと思います。

 

今でもこの人はキライだけど、感謝はしてます。

成人してから、1度お会いする機会があったんですが、それはまた今度書きます。

 

家出は…

彼氏とも別れ、さて…家出はどうしよう…。

 

悩みに悩んで携帯の電源をつけます。

 

恐ろしい数の着信とメール。

 

その中に「警察に捜索願い出したから。」とのメールが。

 

どうしよう…。

このまま逃げてても何も変わらないのかもしれない。

向き合っても変わらないかもしれない…。

 

それなら、もう一度向き合ってみようかな…。

と思いました。

 

そして親にメールします。

「家に帰れば、自由にしてくれますか?」と。

 

「電話で話す」と返事が来て、電話がかかってきます。

 

電話に出ました。

 

私「もしもし…」

 

親「お前今どこにおんの?これ以上帰らんなら、公開捜査してもらうけど。」

 

私「…だから、自由にしていいなら帰るってば。」

 

親「友達と遊びたいとか恋愛したいとか…か?」

 

私「うん。」

 

親「…分かった。とりあえず帰れ。」

 

私「ほんまやんな?友達とかと遊んでもいいんよな?」

 

親「好きにすれば。」

 

私「わかった。でもお金持ってないから帰られへん。」

 

親「迎えに行くから駅教えろ。」

 

と、迎えに来てもらうことに。

 

ちゃんと向き合えば分かってくれた!

よかった…と思う私。

 

親が迎えに来て、そのまま警察に連れていかれました。

 

見つかったとの報告と、今までどこに居たのかの事情聴取でした。

 

警察には虐待の話をしました。

 

「今までこういうことがあったから、家出しました。」と。

 

警察の方は

「お母さんからも話は聞いていたけど、君は虚言癖なんだね。

あんなに良いお母さんいないよ?

親を大切にできない子はダメだねぇ。」と。

 

え、警察の人も親を信じるの?

子どもの言うことは信じないの?

 

大人は子どもの言うことを真面目には聞いてくれないのか。

私はこんな大人になりたくない。

 

いつまでも子どもの心を忘れたくない。

 

そう思いました。

 

結局、警察でお説教されて家に帰されました。

 

家に帰った私。

 

なぜかリビングにはリードと首輪がありました。

 

大型犬用の。

 

???犬飼うのかな…??

 

と思った時にはもう遅く、後ろから殴られました。

倒れ込んだ所を押さえつけられ、

母親・姉・妹の3人がかりで首輪をつけられます。

 

そしてリードを母親に握られます。

 

「お前、もう人間じゃないから。

お前は家畜。

お前は我が家のガンや。

分かるか?

お前が居るから、我が家は大変やねん。

人間やめさせたるわ。」と。

 

自由なんて嘘だったんだ…と絶望しました。

 

そこからは学校にも行かせて貰えず、どこに行くにもリードを握られ…

 

自由は全くなくなりました。

 

ご飯はみんなの残飯を床に置かれ、それを食べました。

 

残飯がある時はまだマシで、ない時はご飯も抜きでした。

 

お風呂は時々、入れました。

 

こんな日々を過ごし、私はボロボロになっていきました。

 

1ヶ月ほどこんな生活が続きました。

 

弱りきった所に、母は

「さぁ、お前に選択肢をあげる。

今までのようにバイオリンをし、友達と遊ばず男と遊ばず、真面目に生活するか。

 

それとも、今みたいに犬として生きていくか。

どっちや?」

と。

 

もう心も折れてたので、

「真面目に生きるから…。」と言いました。

 

母親「謝罪は?」

 

私「ごめんなさい。」

 

母親「それが謝罪かよ!土下座せーや!」

 

私は土下座をし、

「真面目に生きますから、人間として生きさせてください。ごめんなさい。」

と謝りました。

 

ようやく首輪を外されました…。

が、ここから、ご飯を食べたい時は土下座するというルールが出来たのです。

 

ストレス

この1件があった直後、背中に帯状疱疹ができました…。

 

めちゃくちゃ痛くて💦

病院には連れて行ってもらいました。

 

先生は「ストレスやね。発散しなさいよ!」と。

 

親は「何がストレスやねん!私の方がよっぽどストレス溜まってるわ。きも」

と言ってました。

 

体にも不調が出てきて、なんかヤバいな…と感じてました😥

 

耐える

この頃、20歳になったら絶対家を出ると決心しました。

 

ここにいては、私は死んでしまうと。

 

今は耐える時。

あと数年。

あと数年耐えれば、自由になれる。

 

だから大人しく耐えるんだ…。

 

暇があれば幸せな未来を空想して、耐え続けました。

 

高二編はなかなかしんどい事が多く、書くのに時間がかかりました😅

 

次回は高3。

ゆっくり更新かもですが、お待ちください(*˘︶˘*).。.:*♡

 

 

 

 

高校1年生

入学

高校生!

初めて1人で電車に乗り通学です✨

 

親はどこに行くにも付いてくる過保護・監視タイプの人間なので、一人で電車に乗ったことがありませんでした。

 

通学だけでワクワクしたのを覚えてます😊

 

進学校だからか、服装は比較的自由で

制服でもいいし、私服でもいいよってかんじの高校でした!

 

髪型も髪色も自由なので、ピンクの髪色や金髪の同級生に驚きました笑

 

担任はねぇ〜…

 

これまた厄介な人でした💦

 

担任の話はまた後ほど!

 

彼氏

中学時代、ずーっと支えてくれてた彼氏ですが…

メールも出来ず、会うことも出来ず

デートも出来ず…

 

朝の通学時間だけなんとか合わせてましたが、次第にお互い冷めていってしまいました。

 

これからは友達で…ということに5月頭にはなっていたと思います。

 

心の支えだっただけに、寂しい気持ちにもなりましたが…

 

これからは親にウソつかなくて良いのか…

と変に安心したのも本音です。

 

カレとは時々電車で会っては、普通に話せる仲になれたので、よかったです😊♥

 

恋愛せず、ただ人形のように生きていれば

暴力も減っていたのかもしれません。

 

高校生という時期に

 

部活禁止

恋愛禁止

友達と遊ぶの禁止

バイト禁止

門限は授業終わってすぐ帰った時間

お小遣いなし

 

ガチガチに縛られた中、耐えられる人ってそうそう居ないと思います。

 

耐えられない!

ってなったらどうしますか?

 

逃げる?

お金ない。

 

我慢する?

いつまで我慢できる?

 

私は誰か頼れる人が欲しかった。

 

友達でも恋愛でもいいから、私の味方になってくれて支えてくれる人が欲しかった。

 

今思えば、自己中な考え方ですよね。

 

でも、この時はとにかく支えてくれるなら、誰でもよかったんです。

 

新しい彼氏

 

こういう心理状態の時、好きになったと言ってくれる同級生がいました。

 

名前は田中君です。

割と後半になるまで関わりのある人物となります。

あ、ちなみにこの方クズなので。笑

 

田中君に告白され、凄く悩みました。

 

親のことを話しても理解してくれるのかどうか…。

 

ダメならダメでいいか!という気持ちで

話しました。

 

「ウチな、普通とは違うねん。

彼氏作ったらあかんし、毎日携帯チェックあるし、デートも出来へんし。」

と。

 

色々話したけど、それでも大丈夫!と言ってくれました😊

 

そして、

「携帯にはシークレットメール?とか言うのがあって、暗証番号知らないと開けれないメールがあるんやで。それでやり取り出来ると思う!通知もオフに出来るし!」と教えてくれました。

 

今でもその機能あるのかな?

分からないけど、その当時はシークレットメールがあって、それでやり取りする事にしました😊

 

付き合い始め、隠し事が下手な私は親に怪しまれてました。

 

別に態度を変えたつもりもないけど、なぜか毎回バレるんですよね〜😅

 

親に携帯を隅々までチェックされる日々。

 

機械に弱い親は、シークレットメールにまでたどり着けずでしたが…。

 

彼氏はというと、デート出来ない事にイライラしていたようです。

 

その気持ちは分かる…

そらそーだよね。

 

でも、この田中君はそのイライラを私にぶつけるようになります。

 

ケンカばかりの日々になり

やがて暴力を振るうように。

 

しかし私にはこの人しか居なかった。

友達もそんなにおらず、親友と呼べる人は居なかった。

 

彼氏が居ないと誰も私を愛してくれない。

と信じてました。

 

依存状態ですよね…。

 

完全に最悪な状態に陥ってました。

 

でも抜け出せない。

 

自分でもこの状態が良くないのは分かってました。

 

それでもどうしようも出来なかった。

 

バレた?

家に帰ると親に携帯を提出します。

 

そしてそこからずーっと私の携帯をチェックする母。

 

ある時、ついにシークレットメールがバレました。

 

「暗証番号は?」

 

と言われましたが、答えませんでした。

 

 

そこから、また暴力。

暗証番号教えるまで殴ると言われ…

 

実際にボコボコにされました。

 

ハサミで私の髪の毛を切ろうとし…

抵抗してハサミに指を突っ込んでしまい、指に少し切り傷が入ります。

 

血がボタボタと垂れる…

 

「バイオリン出来んくなったらどーすんねん!?」と殴られます。

 

ビンタをされ、髪の毛を引っ張られ、

壁に何度も顔面を打ち付けられます。

 

鼻血も出て、なんだかクラクラしました。

 

もういいや…そう思い、暗証番号を言います。

 

彼氏の存在がバレ、彼氏に鬼電されました。

 

彼氏は電話に出て「くるさん(私)が、僕と付き合いたいと言いよって来ただけです!」

 

と言ってました。

 

そこからはまた暴力で。

息をするのも…しんどく感じるくらい

殴られ続けました。

 

その後、血まみれだったので

風呂に入れと言われます。

 

風呂場にあったカミソリを手に持ち、

死んでしまいたい。と思う私。

 

私が生きてる意味は?

いつか幸せになれる?

死んだ方が楽なんじゃないか?

 

と。

 

カミソリを見つめ自問自答します。

 

分からない。

何も考えられず、カミソリを足に押し当てました。

 

血がたくさん出て、

「あー。これじゃ死ねない。まだ生きてる。

死にたいのに勇気も出ない。

なんて意気地なしなんだろう。」

と自分を責めました。

 

いつか幸せになりたいという夢すら、意味の無いものに思えてしまったのです。

 

リストカットを見て引く人は多いだろうけど、

私には気持ちは分かる。

 

どうしようもなく苦しく、助けもなく

何も出来ず。

 

そんな日々が10年以上続いてたら、死にたくもなります。

 

次の日、母は学校に電話しました。

 

「クラスの田中君という男の子とみだらな付き合いをしてるみたいです。

担任なんでしょ?

生徒の事きちんと見てます?

高校生が、みだらな付き合いをしてるのを許すのですか!?」

と、クレームを入れてました。

 

担任も母と似た考えだったようで、

「こちらできちんと監視致します。

もし、何か怪しい行動があれば必ず御報告致します。

校内の事は私にお任せ下さい。」

 

と言ってたそうです。

 

担任に見張られ、話してるだけで報告される日々。

 

それでも味方は彼氏しか居ない!

と思ってしまっていた私は、彼氏と別れられずでした。

 

親からの暴力

彼氏からの暴力

どこでも監視されてる

 

この状態で高校1年を過ごしました。

 

 

きちんと彼氏にも制裁しますので😊笑

今しばしお付き合い下さい🥰

 

 

中学生編3

受験モード

中三になると、受験について考えるようになりますよね。

 

学区で1〜3番目くらいまでの進学校に進まないと、殺すと言われてました。

 

勉強は好きだったとはいえ、1番の学校は微妙なライン…。

 

だからといってバイオリンの練習時間を減らすことも許されませんでした。

 

学校へ行き、帰ってすぐ塾へ。

 

帰ってからバイオリン練習、塾の宿題、学校の宿題、受験勉強。

 

ほんと寝る暇もありませんでした。

 

それでも彼氏の存在のおかげで、学校では少し息抜き出来てました😊

 

彼氏とは順調に続いてて、学校でしか話せないけどそれだけで幸せでした❤︎

 

親にバレることは無かったのが、救いです!

 

限界

 

こんな感じでほぼ寝る時間もなく、手抜きも許されず…

 

身体的にも精神的にもかなり限界が近づいてました。

 

親の機嫌が悪いと何も食べれないし…

 

空腹と我慢の限界が重なり爆発しました。

 

「もうバイオリンやめたい!」

と言ってしまいました。

 

親は自分の夢を押し付けた事を忘れており、

「お前がバイオリンやりたい言うたんやろ?中途半端なことすんな!どんだけ金かけたったと思ってんねん。」と。

 

「私はやりたいなんか言うてない。無理やりやらせてたやん。

やりたくない!なんか言うたら、またキレて殴ってくるやん。だから言われへんかっただけ。」

気持ちも爆発してたので、反論してしまいました。

 

親は「…じゃあやめれば?」と。

 

そして

「今までバイオリンやってるから、洗濯も掃除もお前のメシも出しててん。

バイオリンやめたいなら辞めれば?

そのかわりお前、もう人間扱いしてもらえると思うな?

死んだも同然やから。」

と捨て台詞を吐いて、別室に行きました。

 

人間扱いなんかされなくてもいいから、辞めよう!と思ったので、親に謝る事もしませんでした。

 

監禁

次の日からの生活は想像以上に辛かったです。

 

まず学校に行くの禁止

習い事に行くのも塾に行くのも禁止

話すの禁止

ご飯食べるの禁止

風呂禁止

寝室とキッチンに入るの禁止

 

ただ何もせず部屋の隅に居続けなければ、なりませんでした。

 

親がむしゃくしゃすると、サンドバッグのように殴る蹴る。

 

水だけはこっそり飲んでました。

堂々と飲めないので、トイレ流した時に後ろに流れる水などを。

 

3日耐えました。

 

でもこれ以上は無理だった。

 

人間でありたいと思いました。

 

そのため、土下座をして

「すみませんでした。バイオリンやらせて下さい。」

と10時間ほど、頭を下げ続けました。

 

バイオリンはやりたくない。

でもやらないと生きられない。

 

結局親の思惑通り、バイオリンを続けるしかありませんでした。

 

受験

こんな生活でしたが、受験は無事合格!

 

ほんとホッとしました。

 

受験合格の日だけは少し優しくしてくれたのを覚えてます。

 

ちょっとうれしかった😌

 

次回から高校生編です!

 

段々とエスカレートしていく虐待。

 

ストレスが溜まったのか、体に不調が出るようになっていきます。

 

ではまた次回😊

中学生編2

初カレ

 

中二、初カレ出来ました〜💓💞

今でもめっちゃ覚えてます!

 

優しくて

漫画 ラブコンの大谷 に似てる感じの男の子でした👏

 

とはいえ、恋愛禁止なのは変わりなく…。

 

告白してくれて、付き合う?ってなった時にしっかりと伝えました。

 

「うちさ、恋愛禁止やねん。でな、自由に外出られへんし、デートも無理やし…。

メールとか電話も全部チェックされるから無理…。

放課後も同じ時間に帰らなあかんから、あんまり一緒にいれない。

もし親にバレたら迷惑かけるかもしれへん。

めっちゃめんどくさいやろ💦

こんなんやけど、大丈夫?」

と。

 

それでも好きやから!と、付き合う事に☺️

 

(携帯は習い事終わった時に連絡するため、一応持たされてました)

 

めっちゃピュアなお付き合いで…

 

手繋ぐまで半年かかりました😂

 

全然遊べない中で、浮気もせず、文句も言わず、いつも優しくしてくれてた、最高の初カレでした(*ˊᗜˋ*)♡

 

幸せな日々はあっという間。

 

バレた…

 

たまたま、今日くらい一緒に帰ろう!ってなった日、いつもと違う道をカレと手を繋いで歩いてました。

 

後ろで親が見てるとも知らずに。

 

何も知らない私は幸せな気分を抑え、無表情で家に入ります。

 

先回りしてた母親。

玄関で仁王立ちしてました。

 

何も言わず、殴られました。

 

「お前、どこまでシタんや?

最後までか?あ?

あの男誰やねん。クソブスが。

背も低いちんちくりんやんけ。

どこまでシタ?言ってみろや。殺したるわ。」

 

ボコボコに殴ったあと、そう言われました。

 

「手繋いだだけやん。なんなん?悪い事してへんやん!」

彼氏の事を悪く言われたことに、我慢出来ませんでした。

 

私の事は別にいい、慣れてるし。

彼氏はめっちゃいい人やし、バカにすんな!と。

心の中ではブチ切れてました。

 

 

携帯没収し、彼氏に電話をかけようとする母親。(携帯番号登録してないけど。)

それだけはやめて欲しい私。

 

親に掴みかかってしまいました。

 

「別れたらええんやろ?

もうええやん!わかったって!

手繋いだだけやん…やめてーや。」

 

と言い、携帯を奪い返しました。

 

おもむろに立ち上がる母親。

 

キッチンから包丁をとってきました。

 

「ほんまに別れるんやろな?それなら今すぐ電話しろ。変なことしたら刺す。」と、顔の横に包丁を持ってきます。

 

あぁ。

別れたくない。

たった1人の味方やったのに。

っていうか、電話番号知らんし。

 

「電話番号知らんのやけど」

 

 

「それなら明日すぐ言え。

もし別れてなさそうなら、刺すから。

おぼえとけ、私にはなんでも分かるから。」と吐き捨てる母親。

 

わかった…と言うしかありませんでした。

 

次の日、

彼には別れ話をし、話し合いをし、

表向きは別れる事にしました。

 

誰にもバレないように、これからも付き合う事にしたのです。

 

カレにはほんと感謝です。

辛い時、いつも話を聞いて味方でいてくれた。

 

まだもう少しカレとのお付き合いは続きますが、親にはなんとか隠せました。

 

ペット

 

この頃ね、ハムスターを飼っていたんです。

私に懐いてて、すごく可愛くて

ハムちゃんって名前でした☺️

 

※超胸糞話です。ご注意を。

 

ハムちゃん、ほんと可愛くて♥

もふもふで、あったかくて、小さくて

 

親もハムちゃんは可愛がってました。

 

ある夏の日、ハムちゃんが動かなくなってました。

 

寿命だったと思います。

 

悲しくて悲しくて…

お墓を作って、いつまでも忘れたくない。

そう思ってました。

 

母は、亡くなったハムちゃんを掴んでゴミ袋へ捨てました。

 

え!?

ゴミ袋?

生ゴミと同じ袋…?

 

「ま、まって!お墓作りたかってんけど…」と言うも、

 

「は?死んだらただのゴミやん。焼却場で焼くんやから、ええやん!」と。

 

え…

家族が死んだのに?

誰も泣いてないし…。

 

もしかして泣いたらあかんやつ?

泣いたらまた怒られる?

 

色んな考えが頭の中に。

 

どうしようもできず

「そっか。」と言うしかできませんでした。

 

ハムちゃん、ごめんね。

1人夜中によく泣いてました。

 

今でもハムちゃん、もっと何かしてあげれたんじゃないか、と思います。

 

このハムちゃんの件で、なんか心がぐしゃぐしゃになった気がします。

 

この件から、やたら冷めた心を持つ自分が出てきました。

 

多重人格ではないけど、かなり冷めてる自分もいるのです。

 

これは未だに…。

今はかなり制御できますが、時々ふと冷めてしまう事が💦

 

治るまで時間はかかりますね。

 

虐待は逃げ出しても、すぐには終わりませんから。

 

これからも、自分と向き合いつづけなくちゃ。ですね。

中学生編1

中学生

 

みんな何して過ごしたんだろ?🤔

 

部活?

勉強?

友達と遊ぶ?

 

ウチは部活禁止⚠️

勉強は学年10位以内必須

バイオリンの練習は絶対サボらない(正月でも)

恋愛禁止

友達と遊ぶの禁止

 

の条件がありました。

 

勉強は、好きだったんです♬︎♡

頑張れば頑張るほど、成績という数字になって見えるから!

 

おかげで、勉強の事で怒られた事はありませんでした♬︎

 

バイオリンは、もう辞めたい気持ちでいっぱいでした。

元々やりたくないのに、無理にさせられるから余計に…。

 

でも「バイオリンなんかやりたくない!」なんて言うと、半殺しに合うのが分かってたので、一応頑張ってました。

 

友達と遊べないのは、友達に「ノリわるーい、遊べないなんてつまらない」と言われるくらいで😅

 

1度「あんたが私たちと遊びたくないだけでしょ!親のせいにしてんなよ!」とクラスの女子にビンタされたことはありました😅

 

私、本当はとっても気が強いので、しっかりとお返ししましたが笑

 

まぁ、友達なんて出来なくてもいいか。

と、完全に諦めてましたし💦

 

恋愛はねぇ…

中学生って興味出てきますよね!

 

私ももちろん興味あって、好きな人とかいました♥

この頃は幼なじみの男とすごく仲良くて。

 

休み時間はよく話したりしてました。

マンションが一緒なので、一緒に帰ったりも🥰

 

まぁ、一緒に帰ってるのが親にバレて殴られましたが。

 

毎日帰る時間になるとベランダからじーっと外見てるんですよ…。

 

1人で帰ってるか、時間通りに帰ってるか、親が決めた道で帰ってるか

 

監視されてました。

 

親に殴られてからは、その男の子と一緒に帰ることもなくなってしまって。

 

結局1人だよなぁ。

 

なんて考えてました。

 

友達とは

 

親いわく…

 

友達とは利用し、必要が無くなれば捨てるモノ

 

なのだそうです。

 

世の中、お金が全てだと散々言われました。

 

お金で買えないものなんてないと。

 

愛?友情?

必要ない!そんなもの大切にする必要ない!

 

らしいです。

 

可哀想な人。

 

お金で買えないものなんて沢山ある。

生まれてくる家庭だって、お金では買えない。

 

金金金金

ずーっと言ってました。

 

セクハラ

 

中学の美術の先生からはよくセクハラを受けてました。

 

手をなでなでスリスリ…

おしりをスリスリ…

 

思い返せば気持ち悪いですが、その時はなんとも思いませんでした。

 

世の中には、私でも可愛いと思ってくれる人がいるのかぁ。

くらいの感覚で💦

 

完全に自分を嫌いになってて、私なんて…って思考だったんです。

 

親に洗脳されてましたね。

 

ある意味、人形のように、感情を表に出さず、

誰にも何も望みませんでした。

 

中一が1番殴られた回数少なかったかも。

人形だと、殴られないから。

 

中一まで。

中二からは、彼氏が出来たりで、

人形は辞めることにしました☺️

 

続きは次のブログで(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡

大人を信じられなくなった小学生時代6

it

itそれと呼ばれた子 という本を読んだことはありますか?

 

壮絶な虐待のお話です。

 

確か実体験だったはず…。

 

この本をね、母親に読まされました。

 

というのも私が「ご飯抜きとかお風呂抜きとか、友達と遊んだらあかんとか!

アザになるまで殴るとか…

そんなん虐待やん!」と言ったから。

 

「ほんまの虐待は、その本に書いてあるような事じゃ。

私はな?完璧な親やねん。

完璧すぎるくらいや。お前はなんでそんな人間やねん?

ええか、虐待じゃない。お前がおかしいだけ。

お前はクズ。人間腐っとる!だからな、調教したってんねん。

感謝せーよ?」

 

と。

 

さすがに言葉が鋭すぎて泣きました。

 

「泣いたらええと思ってんのか?お前みたいな失敗作を調教するこっちの身にもなってくれや。」

 

と言われました。

 

悔しかった。

私はクズじゃない、とは言えなかった。

だって、褒められたことないし、認められたこともないから。

 

私は本当はただのクズで、親が正しい可能性もあったから。

 

何も言えない。でもなんかムカつく。

完璧な親?殴るのが?

と思ったのが、そのまま顔に出てしまい睨んでしまいました。

 

そこから髪の毛を捕まれ馬乗りされ

グー👊で殴られました。

 

顔の上でタバコを吸い、私に煙を吹きかけます。

 

根性焼きされそうになるも、反抗してギリギリで回避。

 

次の日はさすがに目も開けられないくらい、顔が腫れ上がりました。

 

心配してくれる人もいないので、ただただ耐えるだけでした。

 

姉妹

姉妹は、私が殴られてる時はじーっとしてます。

 

そして後から

「あんたバカやわ。もっと賢く生きなよ。無駄な事言うから殴られるねん。

操り人形のフリしとけば、それで満足やねんからさ、がんばりぃや。」

と言われます。

 

その度、私は

「子どもは親の所有物ちゃうやん。度が過ぎてるもん。このままじゃ、いつか洗脳されるで。」と愚痴るのでした。

 

姉妹とはたぶん、それなりに仲良しでした。

親の愚痴を言ったりしてましたし。

 

姉妹は

「あんたが標的になってくれるから、こっちは楽やけど〜。」とよく言っていたので、

ある意味利用されていたのかもしれません。

 

それでも私は好きでした。

妹は天使みたいに可愛かったし、姉は美人で有名でした😊

 

今ではどこで何をしているか、知りません。

 

家を出た時に、全てを捨てて逃げてきたから。

あと、妹は完全に洗脳されてしまったから。

 

姉は姉で、親に弱みを握られ逃げられない状態にされてましたし。

 

ひとり逃げたことは、時々苦しくなります。

 

もし違う家庭で出会ってれば、きっと最高の姉妹になれてたと思います。

 

姉も妹も、今幸せならいいのに。と願います。

 

大人を信じられなくなった小学生時代5

出口先生と山田先生

4年生の時、担任だった出口先生は違う学校へと移動になりました。

 

でも私の事を次の担任の先生に引き継ぎしてくれてました。

 

「虐待を受けてる子がいる。注意深く見て欲しい」と伝えてくれてました。

 

新しい担任になった山田先生。

 

母親と面談してくれました。

 

家での様子や環境など、色々話したそうです。

 

面談後、先生から言われたこと。

 

「あんな素晴らしい親、なかなかいませんよ?ご飯もらってないとか全部ウソなんですね。

嘘をついて人の気を引きたいですか?親の事をバカにして!大した大人になれませんね。」

 

あー…。

母親、外面いいもんなぁ。

見抜ける人なんてそうそう居ないもんね。

 

と、反抗する気力もありませんでした。

 

この頃になると、私も成長してきていました。

 

  • 無駄な抵抗はしない
  • 親に反抗しない
  • 空気を読む
  • 察する
  • 殴られてる時は大人しく従うと早く終わる

 

無事生き残るためにはこうしなければならない、と分かっていましたから。

 

たった一度の父親の反抗

普段から見て見ぬふりの父親。

 

殴られてようと、血が吹き出ていようと、

無言でした。

 

でもたった一度だけ、助けてくれたことがありました。

 

あまりにもボコボコに殴られすぎて、私が過呼吸になってしまった時です。

 

父親が立ち上がり、母親を突き飛ばしました。

 

「たいがいにしとけよ。やりすぎや。いつもギャーギャーうるさいんじゃ。」と。

 

母親も流石にびっくりしてました。

 

これで虐待もおさまっていく…はずもなく、

翌日からは父親への嫌がらせも始まりました。

 

姉妹のご飯だけ用意し、世話をする。

私と父親はご飯抜きお風呂抜きの生活が始まりました。

 

父親は勝手にキッチンで自分のご飯を作ってました。

 

私はキッチンに入る事自体を禁じられていましたので、給食のみで生きていました。

 

1週間くらい経つと、父親は母親に謝っていました。

「俺が悪かった。子育てには二度と口出ししない。」と。

 

この頃私の心の中は真っ黒だったので

「頼りない父親。助けようと思う大人もおらんのかよ。しょうもない世の中やわ。」と常々思ってました。

 

ひとりぼっち

学校では先生に見張られ

 

友達とも遊べず、学校とバイオリンのレッスン以外は家から出られない。

 

ひとりぼっちでした。

 

反抗することもなく…。

 

この後中学時代以降は、かなり反抗しまくる事になりますけどね😊