大人を信じられなくなった小学生時代6
it
itそれと呼ばれた子 という本を読んだことはありますか?
壮絶な虐待のお話です。
確か実体験だったはず…。
この本をね、母親に読まされました。
というのも私が「ご飯抜きとかお風呂抜きとか、友達と遊んだらあかんとか!
アザになるまで殴るとか…
そんなん虐待やん!」と言ったから。
「ほんまの虐待は、その本に書いてあるような事じゃ。
私はな?完璧な親やねん。
完璧すぎるくらいや。お前はなんでそんな人間やねん?
ええか、虐待じゃない。お前がおかしいだけ。
お前はクズ。人間腐っとる!だからな、調教したってんねん。
感謝せーよ?」
と。
さすがに言葉が鋭すぎて泣きました。
「泣いたらええと思ってんのか?お前みたいな失敗作を調教するこっちの身にもなってくれや。」
と言われました。
悔しかった。
私はクズじゃない、とは言えなかった。
だって、褒められたことないし、認められたこともないから。
私は本当はただのクズで、親が正しい可能性もあったから。
何も言えない。でもなんかムカつく。
完璧な親?殴るのが?
と思ったのが、そのまま顔に出てしまい睨んでしまいました。
そこから髪の毛を捕まれ馬乗りされ
グー👊で殴られました。
顔の上でタバコを吸い、私に煙を吹きかけます。
根性焼きされそうになるも、反抗してギリギリで回避。
次の日はさすがに目も開けられないくらい、顔が腫れ上がりました。
心配してくれる人もいないので、ただただ耐えるだけでした。
姉妹
姉妹は、私が殴られてる時はじーっとしてます。
そして後から
「あんたバカやわ。もっと賢く生きなよ。無駄な事言うから殴られるねん。
操り人形のフリしとけば、それで満足やねんからさ、がんばりぃや。」
と言われます。
その度、私は
「子どもは親の所有物ちゃうやん。度が過ぎてるもん。このままじゃ、いつか洗脳されるで。」と愚痴るのでした。
姉妹とはたぶん、それなりに仲良しでした。
親の愚痴を言ったりしてましたし。
姉妹は
「あんたが標的になってくれるから、こっちは楽やけど〜。」とよく言っていたので、
ある意味利用されていたのかもしれません。
それでも私は好きでした。
妹は天使みたいに可愛かったし、姉は美人で有名でした😊
今ではどこで何をしているか、知りません。
家を出た時に、全てを捨てて逃げてきたから。
あと、妹は完全に洗脳されてしまったから。
姉は姉で、親に弱みを握られ逃げられない状態にされてましたし。
ひとり逃げたことは、時々苦しくなります。
もし違う家庭で出会ってれば、きっと最高の姉妹になれてたと思います。
姉も妹も、今幸せならいいのに。と願います。