kurumama_renai’s diary

虐待を乗り越え、幸せな家庭を築くまでのお話

はじめの記憶

前置き

少し前置きを💦

 

母親は、自分の夢を私に押し付けていました。

 

ある楽器のプロになることなんですが…

 

その世界では結構有名になってしまっていたので、身バレ防止の為に仮にバイオリンという事にしておきます😌

 

5歳(年長さん)

1番古い記憶は、年長さんの時です。

 

幼稚園で好きな男の子がいて、その子と初めて手を繋げた日でした。

 

すごく嬉しくてテンション⤴︎ ⤴︎⤴︎

 

家に帰ってから母親に言ってしまいました。

 

「ママ!今日ね、〇〇君とお手て繋げてん!」と。

 

その瞬間思いっきりビンタされました。

 

「汚らわしい。まだ幼稚園児やのに色気づいてんのか!そんな暇があるなら、バイオリンの練習しろ。飯も食うな。

汚いお前に食わす飯はない。」

 

と怒鳴り散らされました。

 

悲しくて父親の方を見ました。

 

見て見ぬふりで黙々とご飯を食べていました。

 

幼いながらに

「そんな悪いことしたのかな?」と思いつつも、泣きながらバイオリンの練習へと防音室に向かいました。

 

しばらく練習していると、母親が来ました。

 

「ご飯食べたいんか?」と。

 

「…食べたい。」と言うと

 

「二度と男に触れるな。汚いから。分かったな?」ともう1発ビンタされ、やっとご飯を食べる事が出来ました。

 

ご飯後、父親がボソッと私に一言。

「お前がいらん事言うから。頼むから余計な事言わんといてくれ」

 

幼いながらに、何か心が潰れるような気がしたのを覚えています。

 

この事件があってから、私は少し変わりました。

 

いつでも笑顔で明るく楽しく、少しバカで面白い人間を演じるようになっていきます。

 

自分を守るために。